皆様、こんにちは。
3月ももう半ば、開花間近とのニュースも耳にするようになりました。黒部はまだ霰が降ってます。
先日の落語会には多くの方々にご来館いただき、ありがとうございました!仁楽斎さんと千艘さんも楽しい落語をありがとうございました。
さて、3月のギャラリーは急遽予定を変更いたしまして、館コレクション「古き地引網写真展」です。
地引網?時曳網? 個人的に地引網派です。
昔の生地浜での漁風景を記録した貴重な写真です。社長が地元の方からいただきました。
「地引網」をご存じない方もいるかもなので。地引網とは、近海に張った網を一定時間放置してから、浜にいる漁師らが手作業等でよいしょと網を引き、魚を揚げる漁法です。
網を手繰っていくにつれ、獲れた魚が見え、今日は鯛がたくさん獲れたとか、アジが大漁だとか、なかなか楽しいです。ピチピチした活魚にカモメやトンビも大興奮で集まってきます。最近では観光用地引網があるんですって。
展示写真をいくつかご紹介。
おそらく面白いエピソードがある写真なんでしょうが、それを知っている男(社長)がなかなか捕まらず聞けず仕舞い・・・コメ〇ばっかり行ってもう。
今回は非常に渋い展示会ですが、いかがでしょうか。
アクアパッツァよりも焼き干物派の貴方におすすめです。
※追加情報※
やっとこさ撮影者の情報を聞いたので、追加します!
今回の撮影されたのは、武田久雄さん。
1960年頃から写真撮影活動を始められたそうです。今回の作品は、昭和40年代前半に撮影したもの。生地浜の地曳網、魚津市場の風景や石川県河北潟での漁師の後ろ姿(写真展で特選)を展示しました。
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